よくあるご質問

Q1.びわの葉温圧灸ではなぜ「びわの葉」を使うのですか?

びわの葉に含まれる代表的な成分にアミグダリンやエルムシンがあります。
アミグダリンの抗ガン作用や、エムルシンの分解によって生じる青酸配糖体、それによる効果が取り沙汰された時代がありましたが、実はびわの葉を使う科学的な根拠はありません

それでも当院でびわの葉を使うのには訳があります。
びわの葉を使った方が、カラダの反応や効果が高いと実感することが多々あるからです。
医学や科学というものは、未知のものを明らかにしていく学問です。
現時点で科学的な根拠がない事と、今後科学的な根拠が見つからないことはイコールではありません。
かつて、粉ミルクを乳児に勧めた時代がありました。
今は母乳育児を勧めています。
かつて、マーガリンは健康に良いと言った時代がありました。
現在、マーガリンは健康を害する油と言われています。

科学的根拠は大事ですが、それを妄信することで私たちの行う伝統医学の本質が失われてしまうことがあるのです。
救えた患者が救えなくなる可能性があるのです。
てらす灸庵では伝統医学的なびわの葉の価値に着眼してこれを用いています。

Q2.びわの葉温圧灸はどのような治療ですか?

当院で行うびわの葉温灸は1年以上木についていた濃い緑色の厚めの葉を用います。
びわの葉の表面を直接皮膚に当て、葉の上にはサラシと紙を重ね、ツボや圧痛点に置きます。
次に、上から火のついた棒もぐさを指圧の要領で当ててき、順次場所をずらしてこの手順を繰り返します。

Q3.びわの葉温圧灸はどのような病気に効果があるのですか?

昔から「びわは医者いらず」といわれ、枇杷葉温圧の効能は多岐にわたります。
【悪性腫瘍】
抗がん剤・放射線の副作用の緩和
【神経系疾患】
神経痛・痙攣・脳卒中後遺症・頭痛・めまい・不眠・神経症・ノイローゼ・ヒステリー
【運動器系疾患】
関節炎・リウマチ・頚肩腕症候群・頚椎捻挫後遺症・五十肩・腱鞘炎・腰痛・外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)
【呼吸器系疾患】
気管支炎・喘息・風邪および予防
【消化器系疾患】
胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)・肝機能障害・胃十二指腸潰瘍・痔疾
【代謝内分秘系疾患】
糖尿病、貧血
【生殖、泌尿器系疾患】
膀胱炎・尿道炎・尿閉・腎炎・前立腺肥大
【婦人科系疾患】
更年期障害・白帯下・生理痛・冷え性・生理不順、月経困難症、子宮筋腫、卵巣嚢腫・不妊症(男女)
【耳鼻咽喉科系疾患】
耳鳴・難聴・メニエル病・蓄膿・咽喉頭炎・扁桃炎
【眼科系疾患】
眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目
など

Q4.お灸は跡が残りますか?

お灸は基本的に熱くなったら直ぐ外しますので、やけどすることはまずありません。なので跡も残りません。お客様にお声がけをしながら施術をしていきますので、ご安心下さいませ。

Q5.鍼は初めてですが痛くないですか?

当院では大体の方が鍼治療は初めてです。 痛みの感じ方は人それぞれ異なりますが、ツボによっては『チクッ』としますが、ほとんど毋痛に近いです。はじめて鍼治療を受けた患者さんの多くは「なぁ~んだ、こんなモノか。あんなに怖がって心配して損した!」と笑顔でおっしゃいます。長年技術を培った、経験豊富な鍼灸師が施術いたしますのでご安心下さい。

Q6.鍼治療はどういう治療をするのですか?

当院では瘀血という血液の滞りの流れを良くする治療を行っています。それにより、自律神経の乱れ、痛み、冷えを改善します。

Q7.瘀血とは何ですか?

血液や血流の障害もしくは婦人科系の代謝不全により体内に血液が滞った状態です。
 
健康で血流の良い人の血液の場合、赤血球は丸くてシアル酸の外膜に覆われマイナスの電子を帯びていて、互いに癒合することはなく、血管内を快調に流れています。こうして身体に存在する20兆個ともいわれる細胞に対して酸素や栄養素を運ぶという重要な働きをしています。
ところが冷え性で瘀血をひきおこしている患者の血液の場合、もともとはマイナス電子を帯びていた赤血球が、酸化によってプラスの電荷をも帯び、コインを並べたように連なり(癒合)、その結果血流が悪くなります。
また同時に身体でガードマン役を果たすはずの白血球が赤血球にとりかこまれるような形になって活動が阻害されています。つまり瘀血になると、全身への組織への酸素供給も悪くなり、その結果新陳代謝も低下し、身体も冷え、免疫も低下します。
赤血球は健康な状態であれば、毛細血管を通過する時でも自由に変形しスムースに通過しますが、瘀血だとスムースに通過しなくなります。この状態だと脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす危険性が高くなります。
佐藤巳代吉 『かくれ冷え症は万病のもと』 文芸社、2007年、77-85頁

Q8.鍼治療はどういう病気に効果があるのですか?

鍼治療は肩こり、腰痛、膝関節痛などの筋肉の病気のイメージがあると思いますが、アトピーなどの皮膚疾患、自律神経の不調による更年期障害、不眠症などにも効果があります。

Q9.鍼による感染が心配です。

当院は特殊な鍼以外は消毒済みのディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用します。特殊な鍼はWHOの基準に従いオートクレーブ(高圧蒸気滅菌機)を使用してますので、心配ございません。

Q10.生理中でも受けられますか?

全く問題はありません。 むしろ生理痛や生理時のむくみなどの症状にも対応いたしますのでおすすめします。 生理痛の治療に関しましては、生理中の治療効果はもちろんのことなるべく痛みを出さず生理中の期間を快適に過ごせるよう生理前の治療を当院ではお勧めしています。

Q11.治療後の過ごし方はどうしたらいいですか?

治療後は安静に過ごしてください。治療後は、筋肉の緊張がとけ、血液循環も良くなり、副交感神経もよくはたらきます。つまり、からだはリラックス、休息モードなのです。この状態を長く維持してください。できれば2~3時間は横になっていてください。そうすれば治療効果も倍増します。治療の日は、身のまわりの雑事は片付け、治療の後は、ゆっくり過ごせるようにしていらしてください。

Q12.治療後にお風呂に入ってもいいですか?

注射のあとは入浴を控えるように注意されますが、鍼の場合は入浴しても大丈夫です。鍼灸の鍼は髪の毛と同じくらい細く、また注射針のように管状でもありません。だから皮膚への損傷はほとんどなく、入浴中にバイ菌がはいる恐れもありません。ただし治療後はからだの中でさまざまな反応が起きています。少し休んでから、いつもより短めに入浴してください。

Q13.治療後にお酒を飲んでもいいですか?

治療した日は、お酒を控えてください。治療効果が弱くなってしまいます。
お酒というものはそもそも毒素でありそれを体内に入れることで肝臓が一時的に活発化します。その時に体内の水分とビタミンを使って毒素を分解しようとします。
しかしそんなことが体内で起こっていることはお酒を飲んでる本人はわかりませんので、その後も酒を飲み続けます。
するとビタミン不足に陥った筋肉が破壊されていき、これがだるさ、筋肉痛のような痛み、皮膚の痛みの原因となります。
お酒を飲むと筋繊維の破壊がおこり、ひどい人は麻痺や痙攣にもなるそうです。
この症状を急性アルコール筋症、別名ミオパチーと言います。
治療を行うと自然治癒力が高まりますがビタミン不足になると自然治癒力も高まりにくくなってしまいます。

Q14.何か事前に準備することはありますか?

こちらですべて用意させて頂いておりますので、特にお客様で準備される事はございません。

Q15.保険は使えますか?

当院では健康保険の適用はありません。自由診療となります。 鍼灸治療の治療代は医療費控除の対象となりますので必要な方は領収書を受け取り下さい。

Q16.料金の支払い方法は?

お支払いは現金のみになります。

Q17.駐車場はありますか?

ございません。当院の近くにコインパーキングがあります。

Q18.他にも質問したいことがあるのですが?

無料メール相談をしておりますので、お問い合わせください